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60歳をすぎると女性ホルモン分泌量は男女で逆転

60歳をすぎると女性ホルモン分泌量は男女で逆転

女性の体内で働く男性ホルモンが3分の1であるのと同様に、男性の体内でも女性ホルモンが3分の1程度働いている。

女性ホルモンのエストロゲンは、女性らしい体をつくったり月経をコントロールしたりするだけでなく、骨を形成したり、脳の認知機能を高めたり、血管を若々しく保ったりと、これまた女性だけでなく男性にとっても大切な役割を果たしている。

年をとると、骨粗鬆症になる女性は多いが、男性にはあまりいない。

50歳以上の人で骨粗鬆症になるのは、女性では24パーセントだが、男性ではわずか4パーセントにすぎないのだ。

これは、エストロゲンの分泌が、女性の場合は更年期を過ぎるとガクンと減ってしまうのに対し、男性の場合はゆるやかに減少していくためである。エストロゲンのなかでも作用が強いエストラジオールという物質は、55歳で男女同じくらいになり、60歳になると男性のほうが女性より2倍も多くなると言われている。意外なことに、高齢になると、女性と男性とでは、女性ホルモンの分泌量が逆転するのだ。

エストロゲンは、骨の健康を守るのに欠かせないホルモンでもあるから、女性のほうが骨粗鬆症になるリスクが高くなるというわけだ。

また、認知症の患者は1対3の割合で女性のほうが多いと言われているガ、これも女性が長寿だからというだけでなく、エストロゲンも関係しているとされる。エストロゲンが多い人はボケにくいのである。

閉経前の中年期にホルモン補充療法をおこなった女性は、認知症になる割合が26パーセントも減ったという報告がある。ただし、高齢になってからホルモン補充は、認知症のリスクを逆に高めるという説もあるので注意が必要だ。

エストロゲンは「美人ホルモン」とも言われて、女性にとっては美しさを保つために必須のホルモンである。「恋をしている女性は美しい」と言われるが、これは事実で、エストロゲンが分泌されると、肌や髪がしっとりし、瞳が潤い、ついでに女性器も潤いを増やしてセクシーになるのである。「体内を潤すホルモン」ともいえる。

あまりに長期間エストロゲンの分泌が続くと、乳がんの発生リスクが増えると言われているが、45歳未満でエストロゲン欠乏になると、閉経後のQOLが下がるだけでなく、生存率まで下がり、骨粗鬆症や認知症にもなりやすくなる。

思秋期を迎えるまでの間に、そして思秋期の最中に、どれだけエストロゲンを豊かに保てるかが、老後の健康にも関係してくるのである。



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