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40歳をすぎたらうつ病に要注意!

40歳をすぎたらうつ病に要注意!

ここまで、男性ホルモン、女性ホルモンをいかに保つかということを述べてきたが、精神科医としては、ホルモンバランスが変わることでもっとも重要な問題だと思うのが、うつ病に関することである。

実際、40代以降はうつ病にかかる人の数が増加する。公益財団法人日本生産性本部のメンタル・ヘルス研究所が2012年におこなった調査では、うつ病など心の病を抱える従業員は、年代別で40代がもっとも多いと答えた企業の割合が、36・2パーセントに達し、トップとなっている。

厚生労働省の「患者調査」でも、うつ病患者がもっとも多い年代は、男女ともに40歳代である。

「年齢階級別自殺者数」をもう一度見ていただくと、40代以降は自殺者が非常に多いことがわかるだろう。自殺者の5~8割はうつ病患者だと言われていることを考えると、40代以降はいかにうつ病を遠ざけるかが、健康と長寿のために必要だということだ。

40代以降のうつ病は、更年期障害とも密接な関わりがある

性ホルモンの分泌量が低下することで自律神経のバランスが乱れやすくなるからだ。また、うつ病があると更年期の自覚症状が悪くなるという考え方もある。

それに加えて、この年代は社会的・環境的な変化も大きい。

たとえば男性は、管理職になって職場でより大きな責任を負わされるようになったり、上司と部下に挟まれて人間関係のプレッシャーが大きくなったり、あるいは成果主義・能力主義などの導入で精神的な余裕を失ったりする年代だろう。

女性の場合は、子供が大学受験や就職で苦労してしたり、逆に子供が自立して家庭での役割に変化が起きたり、親の介護が始まったりする。仕事を持っている場合は、男性と同様のプレッシャーにさらされることにもなる。

こうした社会的・環境的要因と、思秋期特有の体や脳の一大変化によって、うつ病になる人が男女ともに増加するのがこの年代なのである。

うつ病は決して治らない病気ではないが、やはりなってしまうと精神的に辛い日々を送ることになるので、ぜひ予防を心がけておきたい。

体が辛いときは無理せず休み、何か悩みがあるときはひとりで抱えないこと。まわりに話せる相手がいないときは、カウンセラーでもなんでも利用すればいい。

そして、ホルモンのバランスを整えて、体の面からうつ病を防ぐ対策も必要だろう。



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