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肥満(内臓脂肪型肥満)

肥満(内臓脂肪型肥満)

内臓脂肪型肥満が高尿酸血症をまねく

内臓脂肪型の肥満は、痛風(高尿酸血症)だけでなく、動脈硬化症、高血圧症、糖尿病(耐糖能異常)、脂質異常症、虚血性心疾患、脳血管障害など、ほとんどの生活習慣の原因やきっかけとなります。

特に、尿酸値が高い人は、肥満の人に多いことがわかっています。また、男女の性別に関係なく、肥満度が高まるにつれて、高尿酸血症の頻度が高くなることも明らかです。

内臓脂肪型の肥満になると、脂肪細胞から遊離脂肪酸(エネルギーとして使うために血中にとけ出した脂肪)が血液中に多量に放出されるようになります。肝臓に送られた遊離脂肪酸が代謝されるときに、中性脂肪の合成が活発になります。そのとき、尿酸をつくる働きもいっしょに促進にされるために、内臓脂肪型の肥満になると尿酸値が高くなり、高尿酸血症を発症しやすくなると考えられています。

また、脂肪細胞は、中性脂肪を蓄積するだけでなく、さまざまな生理活性物質(サイトカイン)を分泌する内分泌器官としての機能も持っています。生理活性物質には多くの種類がありますが、総称して「アディポサイトカイン」といいます。これらの生理活性物質は、健康な状態であれば、それぞれ適量が分泌され、脂質や糖の代謝を円滑に進める働きをしています。

しかし、内臓脂肪がふえすぎると、過剰に分泌されなかったりして、生理活性物質のバランスがくずれます。そのため、高血糖や高血圧、脂質異常が引き起こされ、メタボリックシンドロームの状態となります。そして、それがやがて動脈硬化を進行させてしまうと考えられています。

さらに、肥満になると尿酸の量がふえるだけでなく、尿酸の排泄が低下することもわかっています。これには、インスリン抵抗性(インスリンが効きにくい状態)が関係していると考えられています。インスリン抵抗性によって高インスリン血症になると、腎尿細管におけるナトリウム再吸収を増加させ、その結果、高血圧を引き起こします。そのとき当時に尿酸も再吸収されるので、尿酸の排泄低下が起こると考えられます。

肥満解消が不可欠が無理のない方法で

肥満と尿酸の因果関係については、まだはっきりわかっていませんが、ただ、肥満の人の血液検査をすると、尿酸値が高い人が多く、ダイエットをして体重を減らすと尿酸値も下がります。そのことからも、肥満と尿酸値には深い関係があることがわかります。

肥満になると尿酸値が上昇して痛風になるきっかけをつくり、さらに高血圧や脂質異常症などの生活習慣病を引き起こす原因ともなるので、痛風の治療を効果的に進めるためには、肥満の解消は欠かせません。

ただし、肥満解消をあせるあまりに、急に激しい運動をしたり、無理なダイエットをすると、かえって尿酸を増加させ、痛風発作をまねくおそれがあるので、注意が必要です。

 



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